2013年2月10日日曜日

江戸文字の練習法と双鉤装填墨

 江戸文字、取り分けその中の縁起文字、籠字、千社文字等はそれを習い覚えるとき、これらは書道ではなくレタリングだと思うのですが、中国で名筆を復元する方法の一つ“双鉤填墨”の様なやり方で練習するのが、自分で江戸文字の形を習得する早道の一つではないかと思います。
私も色んな江戸文字字体集を買い集め、その様に真似して書き続けることで習い覚えました。

   *双鉤填墨(そうこうてんぼく)とは、書き写そうとする文字の上に薄紙をのせ、その輪郭の線を正確に写し(=籠写し)、その輪郭の中を墨でうずめること。 (広辞苑)
 
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